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ソロデビュー前の93年6月、日比谷野外音楽堂で行われた伝説のフリーコンサートの衝撃は今でも鮮烈で忘れられない。一新された詩世界と佇まい、名うての熟練ミュージシャンに囲まれてステージに立つ凛々しい姿。そして社会と対峙して大人になってゆく背中を見た。こん ...
スウェーデンのプログレ・バンド、フラワー・キングスによる通算17作目『Love』。すでに結成30年を超えているが、数年おきに新作をリリースというペースは90年代に世に出たプログレ・バンドのなかでも特筆すべき点だ。90年代は北欧から彼らやアネクドテンに ...
そんなパンクの恩人とも言える怒髪天の増子直純がこのたびKOGAからリリースされた初の全国流通盤『二十一世紀の大事件』に〈絆創攻は令和の希望の光かも知れねぇゾ!〉とコメントを寄せるのだから、世の中捨てたものじゃない。
今絶好調のテノールといえばこの人、宮里直樹。甘く明るくまるみのある声はよくコントロールされ、物語や感情を豊かに表現しながら端正さもうしなわない。つい先ごろもパワフルな声と演技力が評価され、出光音楽賞の受賞が発表されたばかりだ。
パンキッシュなショート・チューン“告ぐ”“HIRAETH”、このバンドそのものを歌った初期からの人気曲“otona”など、本作には青春の疾走感や眩しさを切り取ったかのようなギター・ロックが収められている。なかでもエモに接近したバラード“解けない”は、 ...
独自の音楽性、ファッション、ビジュアル表現によって日本を含むアジアと欧米を席巻しているK-POP。一方、韓国はJ-POPなど日本カルチャーのブームに沸いているという話題が伝わってくる。その中から、現代J-POPに強い影響を受けたK-POPも生まれてい ...
だがその後の彼らは度重なるメンバー・チェンジやレコード会社とのトラブルで、精神的に追い詰められていく。5作目『ANOTHER ...
移り変わるサウンドと多言語を自在に往還する軽やかなヴォーカル・アルバム ...
6年ぶりにオープンすることになったタワーレコード下北沢店。期間限定店舗として2015年に誕生して以来、毎年〈サウクル〉にあわせて出店し、下北沢の風物詩として大いに盛り上がったが、コロナ禍でイベントとともに中止していた。
スペクトラムの1980年の曲“F・L・Y”が、 TikTok経由でバズっている 。海外で話題になったこの現象は、日本に逆輸入され再評価の機運が高まりつつある。そこで今回は、〈Light Mellow〉シリーズで知られる音楽ライター金澤寿和によるバンドのキャリアや音楽的魅力の解説を通じてリバイバルの理由に迫る。なおスペクトラムのアルバムは、 SACDハイブリッド盤がタワーレコード限定で販売中 ...
嵐は、コロナ禍だった2020年11月に無観客での単独公演〈アラフェス2020 at 国立競技場〉を開催し、同年12月31日の配信ライブ〈This is 嵐 LIVE 2020.12.31〉をもってグループとしての活動を休止した。以降、大野智以外のメンバーは個々で活動を継続し、ドラマやバラエティなど多方面で活躍している。