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原広司は建築以外に、数学、哲学、天文学など多彩な学問に精通した。その素顔は原が目指した建築像のように複雑だ。それらの知見を自身の設計に取り込み、「集落の教え」を根底に建物をつくり続けた。関係者の証言や手掛けた作品からは、多層かつ一貫した原の実像が見え ...
2025年4月にスタートを切った近畿大学の「建築学部建築学科(通信教育課程)」に、幅広い世代の出願者が押し寄せた。所定の単位を取得すれば「学士(建築学)」に加え、1級建築士や2級建築士、木造建築士の受験資格を取得できるからだ。
キャリアアップにつながる資格は、建設業に直接関係するものだけではない。東急建設は2023年度からデジタル人材育成に本格的に注力し、ITパスポートを推奨資格に設定。取得者を増やし続けている。
建築士試験は20年に受験資格が緩和され、実務経験が必要なくなっている(実務経験のみで2級・木造を受験する場合を除く)。試験の前後に関わらず、免許登録までに所定の実務経験を積めばよい。例えば、大学卒業直後に試験に合格し、その後2年以上の実務経験を経て免 ...
コストの動向を示す工事原価指数(15年・東京=100)は136.0と、前月比で0.4%上昇した。4カ月連続の上昇である。専門工事別で見ると、空調が0.8%、電気が0.6%、仕上げが0.6%、衛生が0.1%、それぞれ上昇。一方で躯体がわずかに下落した。
ビル名を商標登録した建築設計者が、発注者の資産管理会社に使用料相当額の損害賠償を請求した、珍しい裁判だ。知的財産高等裁判所は権利者を保護して設計者の請求を認める判決を下した。(日経アーキテクチュア) ...
阪神タイガースの新ファーム球場「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」(以下、新球場)が2025年3月1日に開業した。環境性能評価の「ZEB Oriented」認証を取得している。
山本理顕氏や隈研吾氏ら数々の研究室OBが語り継ぎ、建築界に強烈なインパクトを残した「集落調査」。約30年に計60カ国ほどを訪れる長大な内容となった。原広司は晩年、調査の復活と継承を望んでいた。
「京都駅ビル」は計画当初、景観を破壊するとして多くの批判を招いた。原広司は国際都市である京都にふさわしい駅とする設計思想を持っていたが、世間に対して沈黙を貫いた。巨大な逆風を前に、原が抱えた葛藤に迫る。
「建築施工管理技士」はランキングが9位と意外に低い。ただ、求人数の月別伸び率は、24年8月のピーク時で4.88倍(21年6月比)に達している。dodaの桜井編集長は、「24年4月に始まった時間外労働の上限規制に対応するため、多くの企業が建築施工管理技士を大量に採用した。その反動減が25年2月に一時的に顕在化しただけで、資格者不足は続いている」と話す。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)確認申請の始動が2026年春に迫る中、BIMスキルを可視化する民間資格が相次いで登場した。資格創設の背景や運営者の狙い、試験内容から特徴を探る。
指定確認検査機関はキャリア採用を大幅に増やしている。指定性能評価機関や登録建築物エネルギー消費性能判定機関でもある大手3社に、どのような建築資格を持つキャリア人材を求めているか聞いた。 指定確認検査機関がキャリア採用を強化している。建築物省エネ法と建築基準法の改正で審査業務量が増加したり、性能評価などへのニーズが高まったりしており、人員の強化が欠かせなくなっているのだ。
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